【心の棚卸し】複雑になってしまった心と思考を一時停止して自分を整える単発セッション (90分)

わたしたちは、幼い頃からまわりの空気を読んで、期待に応えるために、強く厳しく自分を律することが身についています。自分以上にまわりを優先してきた「厳しさ」と「強さ」が、今、あなたの心を深く複雑な状況に閉じ込めているならば、自分を整理する必要があります。

この単発セッションは、自分を律し自分以上に周囲に対する責任を強く感じてきた女性が、これまでの自分の常識、ルール、果たすべき役割を一時停止し脇に置いて、現状の心の状態を客観的に点検し、また自分の役割へ戻るための「戦略的な休息」の時間です。

継続的な変容のへの必要性の有無にとらわれず、まず今問題に感じていることや、改善したいこと、叶えたいことなど抱えているすべてを、批判も判断も徹底的に排除した、秘密のテーブルの上に広げ、言葉にすることを許可します。これまで、感じていることに優劣や善悪をつけながら生きてきた中で、とても大きな挑戦となることでしょう。

【90分の目的：心の点検】

自分の人生を前に進めるために必要なのは「解決策」そのものより、解決策を否定する思考やブレーキをかけている感情です。自分と自分の状態を知って理解するために、「言葉にすること」の強烈なパワーを使いましょう。

自分には許せないこと、話すことに抵抗ある葛藤の言語化
頭の中でループする思考の棚卸しと一時停止
真実の感性が奪われた構造の特定や理解

あなたの心に渦巻く言葉を、ただ出す。それは、社会の「勝手なものさし」や「優劣の仕組み」の中で、長年許されてこなかった本来の感性を解放する第一歩です。
本来の感性に対して、嫌悪感を抱き、危険だと感じる必要があったのは、「子どもの頃」「保護が必要な立場」であった時のこと。現在の暮らしにとって、「自分らしさ」は安心で実用的で、必要なものです。

【わたしが単発セッションに救われた理由】

かつて、わたしが摂食障害という複雑な問題を抱えていた時、衝動的に単発セッションを利用しました。あの時必要だったのは、正論や解決策ではなく、「誰かにとっては『は？？』と理解できないことでも、わたしにとっては45年悩んできた、とても大事なこと」を、ただひたすら言葉にすることでした。

援助交際をしていたことをどうしても許せなかった時、性産業で働いてきた自分を許し、強みとして活かしている女性と接することで自分の価値観を変えるきっかけにしたこともあります。自分を許せないままである過去があることで、親や子ども、まわりの人たちとの人間関係にも影響があり、仕事においても堂々と向き合えないことがあったものの、自分では理由がわからなかったのです。「汚点」としてなかったことにしたく、向き合うことを自分に許していなかったのです。

自分の人生にとって大事なことを、誰の許可なく自分で「大事だ」と認め、自分にとって納得いく対応をする行為こそが、自己否定の構造を打ち破ります。そして、自分に力が戻ってくるのです。セッション後の心の余裕は、家庭や仕事での無駄な衝突を減らし、よりよい未来のための「心の余白」を生み出します。